無排卵の治療は太ること!?それって本当?
「いつになったら妊娠するの?」
と妊娠を望んでいるのに妊娠できないカップルは多いです。
そこで婦人科に診察に行ってみると医師から「無排卵ですね」と診断された。
無排卵は月経がくる場合もこない場合もありますが
排卵が起こらないことをいいます。
普通なら月経がくる約2週間前に排卵があります。
基礎体温を毎日つけていれば低温期から高温期に変わるころに排卵が起きています。
ですが無排卵の方はほとんどずっと低温期のままで
高温期らしい兆候がほとんどありません。
基礎体温についてよくわからない方はこちらの記事を参考にしてください。
⇒基礎体温の測り方5つのコツとは?正確に基礎体温を測るためにできること
話は戻ってもちろん排卵がこないと精子と出会うことができず妊娠することはありません。
無排卵の原因は高プロラクチン血症などお薬が必要な病気もあるのですが・・・
単純にダイエットのしすぎて痩せすぎなことが無排卵の原因ってこともあります。
ダイエットのしすぎて痩せすぎると体脂肪が減るわけです。
脂肪にはいろんな種類がありますが、
中でもコレステロールは女性ホルモンを作るのに必要な成分。
女性ホルモンは月経をこさせたり排卵を起こさせたりするのに必要です。
つまり、ダイエットをしすぎてガリガリに痩せてしまうと
女性ホルモンの分泌が悪くなり無排卵が起こるということ。
ダイエットのしすぎて栄養失調になってしまったら
排卵を起こさせて妊娠させるよりも
命を守る方を自分の身体が選ぶのは当然のことでしょう。
排卵を起こさせたり月経を起こさせて
大量に出血させるのだってエネルギーが必要ですからね。
ちなみに体脂肪率が18%を切り始めると無排卵や無月経は起こりやすいと言われています。
そのため、ダイエットが原因で体脂肪が18%以下で無排卵の場合には
お医者さんから『太る』ように指示されます。
しっかりと栄養を補給して正常な体重に戻る、つまり今の体重より『太る』ことが
無排卵の治療として重要ということですね。
あと他にも栄養失調で疲れ果てた卵巣の機能を回復させるためにカウフマン療法を行うこともあります。
詳しくはこちらの記事で解説しました。