排卵誘発剤の注射にはどんな種類があるの?
排卵誘発剤の注射にはどんな種類があるの?
注射には大きく見て3つの種類に分かれます。
1.卵胞刺激ホルモン(FSH)製剤
2.黄体化ホルモン(LH)の作用があるhCG製剤
3.中心はFSH作用だけど、LH作用もあるhMG製剤
この3つです。
で、ですね、
上記の3種類の排卵誘発剤の注射を使いわけるのか?
ということなんですが。
その前に、
自然な生理の周期を考えてみましょう。
まず、生理周期の最初にFSHが働いて卵胞が大きくなります。
卵胞が大きくなったら、FSHに加えてLHが加わりはじめます。
そして、卵胞がだいたい19mm前後になったら
LHの働きだけで排卵されます。
なので、この自然な生理の流れに従う形で
排卵誘発剤の注射を使えばよいわけですね。
ということは、
生理周期の最初のころは、
卵胞を大きくする作用のあるFSHの注射を打ちます。
続いて、FSH作用に加えてLH作用のある注射、hMGを。
最後は、LH作用で排卵させたいのでhCGの注射を打つことで
より高確率でいい卵子を排卵させるわけですね。
こんな感じで生理周期を把握しながら
排卵誘発剤の注射を選びます。
だから、基礎体温をつけていくことは
絶対だと覚えておいてくださいね。
注射するタイミングを間違えたら
いい卵子が排卵されないことだってありますから。
そういった意味では、
「基礎体温についてよくわかっていません」
という方は、こちらの記事を読んでみて下さいね。
↓ ↓ ↓
スポンサードリンク