無排卵月経の検査は病院でどのようにするの?
排卵は起こらないけど月経は起こる病気が無排卵月経です。
もし、無排卵月経かどうか心配になって
病院に行くとしたら、
いったいどんな検査を受けるのか、気になりませんか?
まず、検査というか受診する前に
3ヶ月間の基礎体温をあなた自身でチェックしてみましょう。
そもそも理想的な基礎体温は
・高温期と低温期がはっきりとわかれている
・高温期も低温期もそれぞれ14日前後ある
・高温期は36.8℃以上あって、しかも低温期との差が0.4℃前後ある
・低温期から高温期に上がるのが2日以内
この4つを満たしています。
ですが、以下の場合には無排卵月経の可能性が高いです。
・高温期が36.5℃を下回っている
・低温期と高温期の差が0.3℃未満
この状態はかなり黄体機能が弱っている可能性が高いです。
なので、3ヶ月分の基礎体温グラフを持って
病院で検査を受けましょう。
病院では血液検査をしてホルモン濃度を調べ、
実際に黄体機能が弱っていることを確認します。
たとえば高プロラクチン血症だと
無排卵月経が起こるので、
プロラクチンの値を調べたりします。
それと、子宮や卵巣を超音波で確認して
無排卵月経を診断します。
他にも無排卵月経は
体重が急に増えたり減ったりしてもなります。
たとえば、あなたの体重(kg)を身長(メートル)の2乗で割った値を
BMIと言いますが、BMIが20~24が正常です。
で、この値より大きいなら肥満ですし
小さいなら痩せています。
身長が150cm(1.5m)で体重が60kgなら
60÷1.5÷1.5=26.7で肥満です。
逆に身長が150cm(1.5m)で体重が30kgなら
30÷1.5÷1.5=13.3で痩せすぎです。
ですから、病院ではホルモン検査以外にも
身長や体重の測定をすることもあります。
無排卵月経と病院で診断されたけど、
特に病気らしい病気が見つからないのなら
あなたのBMIの値を計算することをおすすめします。
そして、理想的なBMIよりも明らかに大きい、あるいは小さいなら
体重を理想的な値になるように日々の運動や食事に
取り組むようにしてくださいね。
あと、無排卵月経だと病院の検査でわかったら
どんな治療をするかご存知ですか?
こちらの記事で詳しく説明しました。
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